宮崎市にある地域密着の工務店・株式会社 金山建設の事務員が、地元の情報や物件の情報をお送りします。 とかく激動の建設業界ですが、その内幕はあまり知られていません。一般の方にも少しでも知っていただけたらと思います。
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建設関係の仕事をしていますと、お子様から難しい質問をされることがあります。
中でも多いのは、
「どうやったら大工さんになれるの?」
高校生から聞かれたこともありますね。
で、答えはこちら。
「大工育成塾」
国家プロジェクトです。東京・名古屋・大阪・福岡にあり、卒業まで3年間、講義と実地で大工さんを目指します。
「指導棟梁」なんて、普通ではなかなか得られませんからね。
入塾時点で18歳以上満23歳以下(未成年者は保護者の同意が必要)で健康な、木造建築住宅の木工事の実務経験がない、または2年以下の方なら応募資格があります。
で、もっと広範囲に
「どうやったら建築会社に入れるの?」
というのもありました。
専門学校はいろいろありますが、ここはやはり
「宮崎県立産業技術専門学校」
をあげておきましょう。
質問してくれたあの子たちがどんな進路を選んだ(選ぶ)かはわかりませんが、いつかどこかの現場でばったり会っても恥ずかしくない仕事をしたいと思います。(事務ですけれども)
お客様として出会うこともあるでしょうか。
「ブログ村」のプロフィールを見た方はご存じでしょうが、画像がミニチュアダックスになっています。
このこは「はなちゃん」。実は私の飼い犬ではなく、別の社員の愛犬です。
しかしこの社員が一人暮らしのため、昼間はほとんど事務所にいます。
来社された業者さんはよくご存知ですが、これがよく吠える。まったく申し訳ありません。
現在1歳5か月の女の子。そろそろひとりで留守番できるのでは・・・と思うのですが、社長や建築部長をはじめ犬好きな社員が多いので、来なくなったらそれはそれでさびしいでしょうね。
犬嫌いなお客様もいらっしゃると思うので、来社される時は別室に移動しております。社長室や会議室には立ち入り禁止ですので、お客様が見かけることはないと思いますが。
たまにはこんなおてんばもしますけれども。
日中はケージの中で寝ていることが多いです。
そして女性のお客様が好き。
たまにうれションしてしまうくらい大好きな業者さんもいます。すいません・・・
2歳くらいになれば落ち着いてくれると思うんですけれどね。
来たばかりの時はこんなでした。
フォーカスをかけたわけではなく、ただのピンボケです。
寝ているときは天使のようです。(今も)
鼻の短さと、前脚の長さ、というか短さで幼さがわかります。
かわいかったなあー。(今も)
もうちょっと大きくなると、こう。
前脚が鼻先に届いているでしょう?
お客様がいらっしゃると自動車の音ですぐさま跳ね起きるので、社員以外は見られない寝姿を載せてみました。
最近ではあまり見かけなくなりました「せんぐまき」。
上棟式に、お餅や小銭、あめなどを屋根の上からまくことです。たぶん地域限定の風習だと思われます。
数日前から近所のお子さんがいらっしゃるお宅などに知らせておくと喜ばれます。引っ越し前で時間が取れないときは、現場前に日時を掲示しておくこともあります。
昔の上棟式は大工さんたちを呼んで宴会をしていたそうですが、今はほとんどやりませんね。
そのかわりといいますか、せんぐまきはまだ健在です。ご近所の方々とのいい交流になりますし。
お餅などは用意してくれる業者を紹介しております。予算に合わせた「上棟式セット」もありますし、手間はさほどかかりません。
写真の場合では、お施主様のご家族が一人、他は当社の社員で行いました。
果敢に挑戦したご家族はまだ若い女の子。立ち上がって投げることはできませんでしたが、しゃがんだ体勢で何度もお餅をまいていました。
せんぐまきにはお餅などを神様に供えると同時に、厄払いの意味もあるそうです。
私が小さい頃、せんぐまきで拾ったお餅は焼いてはいけない、と言われていました。家が火事にならないようにという俗信のようです。
そのためもあって、我が家ではよく翌日の味噌汁に入っていました。煮過ぎるとどろどろに溶けるので火加減に注意です。
前のほうにはお子さんたちがいます。
大人は遠慮しつつ、たまに遠くまで飛んできたものを。
兄弟や友達で連れ立って来て、小さな子があまりひろえなかったのを見て、たくさんひろった子がわけてあげる光景も見られました。
店舗のせんぐまきも盛大で楽しいですが、個人住宅ではほのぼのした感じでまたいいですね。