宮崎市にある地域密着の工務店・株式会社 金山建設の事務員が、地元の情報や物件の情報をお送りします。 とかく激動の建設業界ですが、その内幕はあまり知られていません。一般の方にも少しでも知っていただけたらと思います。
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建築士法が改正になりました。(詳しくはこちらをどうぞ)
当社は総合建設業だけではなく、宅地建物取引業と1級建築士事務所としても許可・登録を受けておりますので、無関係ではいられません。
建築士事務所には、必ず「管理建築士」がいます。
まずは平成20年11月28日時点で管理建築士である者は、3年以内(平成23年11月27日まで)に、国の認定を受けた講習会を受けなさい、というものです。
別に姉葉設計士が耐震偽造をしたのは、能力が劣っていたからというわけではないのですがね。
見抜けなかった検査機関の担当者はともかく。だから確認申請の検査機関を厳しくするならわかるんですが、建築士を厳しくしたって無意味でしょうに。
能力があれば犯罪に走らないというのであれば、官僚の汚職事件なんて起こるはずもないし。あれだけ問題になったからには、国としても何かしなきゃいけないからしました、みたいな制度だと私は思うのですが。(本音で書きすぎました?)
また、新たに管理設計士になるためには、建築士として3年以上の実務経験と同様の講習会を受ける必要があります。
さらに、この講習は3年ごとに受けなくてはいけません。
管理建築士の定期講習は今までにもあったのですが、今後は一般の建築士も定期講習が義務付けられることになりました。
しかも、管理建築士は「管理建築士講習会」と「建築士の定期講習会」の両方を受けなくてはなりません。(講習会を主催する側は大儲けですね)
建築士の受験資格も変更になっていますが、こちらは平成21年度の入学生から。来年からですね。
建築士になりたい学生さんは、入学の時点から受験資格がある科目を履修できるかどうか気をつけておかないといけないわけです。